平成20年6月6日

クリントン氏 あす撤退を表明

副大統領候補に意欲か

 【ワシントン4日時事】米大統領選の民主党候補指名争いで敗北が確定したヒラリー・クリントン上院議員(60)は七日、ワシントンで集会を開き、指名獲得が決まったバラク・オバマ上院議員(46)への支持を打ち出すとともに、党の結束を呼び掛ける。指名レースからの撤退を正式表明するとみられる。米ABCテレビなど主要メディアが四日報じた。

 ロイター通信はこれより先、集会が六日に開催されると報じたが、米メディアによれば、クリントン陣営はより多くの支持者が参加できるよう、日取りを七日に移したという。

 民主党の大統領候補選びでは三日、黒人初の大統領を目指すオバマ氏の代議員獲得数が過半数の二千百十八人を突破し、同氏の候補指名が確定。しかし、クリントン氏は同日、撤退表明を見送っていた。

 オバマ氏は四日、副大統領候補選びに向け、故ケネディ大統領の長女、キャロライン・ケネディさんら三人で構成する特別チームを設置。クリントン氏は副大統領候補に前向きと伝えられ、オバマ氏がクリントン氏にこれを要請するかどうかが注目される。

 こうした中、オバマ氏支持を打ち出しているカーター元米大統領は英紙ガーディアンに対し、オバマ氏とクリントン氏の組み合わせは「両候補の否定的な側面を増幅させるだけで、最悪の誤りだ」と指摘、反対を表明した。「変革」を掲げているオバマ氏だけに、ファーストレディーとして八年間ホワイトハウスで過ごしたクリントン氏を副大統領候補に起用することには異論も出ている。


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