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平成20年5月8日
クリントン氏 接戦のインディアナ州制す−米大統領選民主党予備選ノースカロライナ州はオバマ氏【ワシントン7日早川俊行】米大統領選の民主党候補指名争いは六日、中西部インディアナ、南部ノースカロライナ両州で予備選が行われた。接戦となったインディアナ州はヒラリー・クリントン上院議員(60)が勝利し、ノースカロライナ州はバラク・オバマ上院議員(46)が圧勝した。オバマ氏が両州で勝利していれば、同氏の指名獲得の流れが強まるとみられていたが、一勝一敗に終わったことで、二人の対決は予備選日程の最終日である六月三日までもつれることが確実な状況になった。 得票率は、インディアナ州がクリントン氏51%、オバマ氏49%。ノースカロライナ州はオバマ氏56%、クリントン氏42%。 インディアナ州で先月下旬に実施された世論調査では、オバマ氏が支持率で1−5ポイントリードしていたが、同氏が師と仰いできたジェレマイア・ライト牧師の過激発言などが響き、支持率を落とした。CNNテレビによると、予備選で投票した有権者の46%が同牧師の問題を「重要」と回答し、その72%がクリントン氏に投票した。 一方、ノースカロライナ州では、投票者の三分の一を占めた黒人有権者の91%がオバマ氏に投票し、クリントン氏に大差を付けた。 オバマ氏は同日夜、「この争いの終結に向け、大きな一歩を踏んだ」と、指名獲得までもう一息であることを強調。一方、クリントン氏は「何が起きようとも、党候補指名獲得のために取り組む」と、最後まで選挙戦を戦い抜くことを改めて誓った。 すべての予備選・党員集会が終わっても、両氏とも指名獲得に必要な代議員数二千二十四には届かない見通し。約八百人いる特別代議員(上下両院議員や知事らで構成)のうち、まだ態度を表明していない約二百八十人が決着を付ける形になるとみられる。 両陣営の間で熾烈(しれつ)な中傷合戦が繰り広げられているため、どちらが指名を獲得しても党内の結束を図るのは容易ではない。二人の対決が長引くほど、共和党候補のジョン・マケイン上院議員が漁夫の利を得る展開になっている。 次の予備選は、十三日にウェストバージニア州で実施される。
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