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平成20年2月11日
民主オバマ氏、3州で全勝首都決戦へ弾み【ワシントン10日時事】米大統領選の民主党候補指名争いは九日、南部ルイジアナ、中西部ネブラスカ、北西部ワシントンの三州で予備選・党員集会が行われた。バラク・オバマ上院議員(46)が三州すべてでヒラリー・クリントン上院議員(60)を破り、全勝を果たした。オバマ氏は十二日の首都圏予備選など後続の戦いへ大きく弾みを付けた。この日の対決は、オバマ、クリントン両氏がほぼ互角だった五日のスーパーチューズデー後初めて。オバマ氏は九日夜、首都圏のバージニア州で演説し、「北でも南でも中央でも勝った」と勝利を宣言。共和党候補の指名獲得が確実なマケイン上院議員(71)との対決に強いのは自分だと主張し、「わたしが民主党の指名を勝ち取る」と強い意欲を示した。 黒人初の大統領を目指すオバマ氏は、ルイジアナ州で人口の約三分の一を占める黒人層の支持を固めて勝利。黒人有権者の多い深南部で四勝目を挙げた。また、共和党の勢力が強い州で勝ち星を重ねており、その一つのネブラスカ州も押さえた。ワシントン州では女性知事の支援を取り付けるなどして優位に立った。 夏の党大会での持ち票となる代議員の獲得数(ABCテレビ集計)は、日本時間十日午後八時現在、クリントン氏千百十八人、オバマ氏千九十五人。開票の進行とともに、オバマ氏が激しく追い上げている。ただ、両候補とも全代議員の過半数二千二十五人には達しないため、激戦は首都圏予備選や三月以降の予備選まで続く見込み。 共和党も九日、ルイジアナ、カンザス、ワシントンの三州で予備選・党員集会を実施。ハッカビー前アーカンソー州知事(52)が保守色の強いルイジアナ、カンザス両州で勝利し、マケイン氏が保守層に十分浸透していないことが示された。同党によると、ワシントン州ではマケイン氏の勝利が確実となった。
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