ダイエット食品、中国で実態調査へ

被害状況など確認−厚労省

 【北京18日時事】中国製ダイエット用健康食品の服用者に肝機能障害患者が相次いでいることを受け、厚生労働省は十八日までに、北京の日本大使館を通じ、中国で販売されている健康食品全般の被害状況などについて、中国衛生省に確認するなど本格的な調査に乗り出す方針を固めた。中国で健康食品の安全性が保証されているか確認し、問題のある食品については新たに注意を呼び掛ける意向だ。

 厚労省は十七日、外務省に対し、中国側への調査を依頼する文書を送付した。

 厚労省によると、中国で製造された未承認のダイエット用食品「御芝堂減肥★嚢」(おんしどうげんぴこうのう)と「●之素★嚢」(せんのもとこうのう)の服用者が相次いで肝機能障害を起こし、二人が死亡、数十人が健康被害を訴えた。この二食品以外も含めて、被害は日本全国に拡大している。

 一方、中国国内では無数のダイエット用食品が販売されており、被害実態は明らかではない。厚労省は中国側の把握している被害実例について衛生省から必要な情報を入手する。また、中国の許認可制度は日本と違うため、健康食品の安全性を確保する仕組みや制度があるかも確認する。

 中国衛生省は七月一日付で「御芝堂減肥★嚢」について健康食品としての認可を取り消した。同じメーカーが製造し、服用した中国人女性二人が昨年、相次いで死亡した「御芝堂清脂素」(おんしどうせいしそ)も販売禁止となっているが、「●之素★嚢」は中国でまだ認可取り消しになっていない。

★は「月」の右に「交」

●は「糸」の右に「干」

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