ウズベキスタン・カムチク峠 東西回廊のトンネル開通へ


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 ウズベキスタンは中央アジア5カ国のほぼ中央に位置し、人口は3000万と5カ国中最大だ。国土は東西に長く、いわゆる新シルクロード構想の中では、中国からカフカス地方へ至るもう一つの回廊に位置する。

 同国は独立後、国内のインフラ整備に務め、鉄道網の延伸と近代化を進めてきた。国営鉄道会社ウズベキスタン・テミル・ヨラリ(ウズベク鉄道)によると、独立後、ウルクドゥク―ナボイ間など3路線1200㌔が整備された。そのうち1000㌔が電化されているという。タシケント―サマルカンド間には、時速250㌔の高速鉄道も走っている。


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