ウクライナ政策 米国の陰謀説から決別を


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ロシア科学アカデミー主任研究員 アレクサンドル・ツィプコ氏 (下)

 ――そうであるならば、ロシアは思想的に正しい道を進んでいるとの希望がある。

 ロシアはウクライナ領土の一体性を認め、ウクライナ東部での戦闘を終結させるため、なんらかの政治的妥協を見つけ出そうとしている。少なくとも、ウクライナ東部の親露独立派による「ノヴォロシア」のロシアへの編入や、新たな沿ドニエストル共和国とするとの考えはない。


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