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石垣市長に中山氏3選


沖縄、陸自配備へ前進

 陸上自衛隊の配備が最大の焦点となった石垣市長選が11日、投開票され、中山義隆氏(50)=自民、公民、維新、幸福推薦=が3選を果たした。自衛隊配備について中山氏は「安全保障と国防は国の専権事項」とし、事実上容認する立場を取った。

中山義隆氏

当選が決まり、万歳三唱する中山義隆氏(中央)=11日午後9時、沖縄県石垣市の選挙事務所(豊田剛撮影)

 翁長雄志知事が推した革新系元市議の宮良操氏(61)=共産、民進、社民、沖縄社会大衆、自由推薦=と保守分裂の形で出馬した元県議砂川利勝氏(54)を寄せ付けなかった。宮良氏は配備に反対、砂川氏は住民投票に問うと主張していた。

 中山氏には政府・与党が全面的に応援。名護市長に続く保守系候補の勝利で、秋の知事選に弾みをつけた。一方、翁長知事を支える「オール沖縄」にとっては、保守分裂のチャンスを生かせず、翁長氏の再選に黄信号がともった。

 中山氏は期日前投票で他の候補を圧倒した。投票率は73・5%で、前回より1・69ポイント下回った。