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「赤旗」購入部数に偏り 埼玉県庁、見直しへ


 全国の地方自治体で公費購入されている政党機関紙の部数に著しい偏りがあることが指摘されている。日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」の部数が、全227部中99部と突出している埼玉県ではこのほど、企画財政委員会でこの問題が取り上げられた。

埼玉県企画財政委員会

「しんぶん赤旗」購読問題が取り上げられた埼玉県企画財政委員会(亀井玲那撮影)

 委員会では自民党議員が、部数の偏りがあるという現状について、企画財政部も把握しないまま慣例的に購読する状況が続いているのではないかと指摘。また購読の目的について「幅広く情報を収集するため」とする県の認識に対し、購読自体に問題はないと理解を示しつつも、情報収集の観点から見ても偏りが大きいことを疑問視する声があがった。

 埼玉県はこれらの指摘を受け、各所属部署が所管する業務との関連性を踏まえて、必要性という観点から再度見直しをしていくとしている。また、自民党議員らからの「バランスよく購読できる一定の基準を設けるべきではないか」との意見については検討するとした。