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緊急事態条項、大震災に必須


折木良一氏

第3代統合幕僚長 折木良一氏(上)

自衛隊は東日本大震災に続き熊本の救援活動でも極めて大きな役割を果たしている。東日本大震災で浮かんだ課題は何か。

 未曽有の大震災に対し国の体制を整えるのに時間がかかったことだ。災害対策本部はすぐ立ち上げられるが、実際の支援活動には、被災者の生活支援、復興支援など機能別に組織をたくさん作らなければならない。そのために3週間くらいかかった。そして、原発事故に対する日米協議が正式に始まったのが3月22日になってからだ。米側にはそれまで情報共有されなかったことに対する不信感があったという。こうして国として全体的な組織を完成させるのに3月いっぱいかかってしまった。


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