延長国会で国民守る議論を


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効果ある集団的自衛権

政治ジャーナリスト 細川 珠生

 1月26日に始まった第189通常国会は、6月24日までの会期を9月27日まで95日間延長することになった。今国会の最重要法案である集団的自衛権行使を可能とする安保関連法案を成立させるためである。会期内の成立どころか、未だ衆議院での審議時間は与党が見込んでいた80時間の約7割弱にとどまっているが、現行憲法下で最大の延長幅を確保したということは、今国会での成立を絶対に断念しない、必ずや成立させるという安倍総理の強い意志が感じられる。一方野党も、徹底攻勢の構えである。延長幅が気に入らないと、早速審議拒否を行った。


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