北海道1区 新党大地の変節で自・民 伯仲


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 「ちょうど2年前の衆院選では、この1区で自民党はついに民主党の牙城を切り崩しました。市民は新しい風を求めたのです。皆さん、この流れを変えるわけにはいきません」。公示日の2日、自民党公認の船橋は札幌市内の中心街・大通公園で第一声を発した。

 全国的には自民優勢が伝えられているが、船橋の発する言葉や表情には余裕よりはむしろ悲壮感が漂っていた。というのも、鈴木宗男が率いる新党大地(以下、大地)が道内の選挙区に候補を立てず、全面的に民主党に協力する態勢をとったからだ。


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