共産党の26回大会、「躍進」でも党勢挽回できず


戦後躍進を伏せる暗黒党史

 日本共産党の第26回党大会が15日から18日まで行われ、同党機関紙「しんぶん赤旗」が報じた。昨年の参院選のためか、「この間の党躍進の息吹がみなぎり、涙あり、笑いあり、明るく、楽しい、素晴らしい感動的な討論…」(19日付1面)などの表現が目立つ。

 大会決議(同日付)には、同案の修正・補強箇所に傍線が引かれている。冒頭、昨年の参院選に触れ、「1960年代終わりから70年代にかけての“第1の躍進”、90年代後半の“第2の躍進”に続く、“第3の躍進”の始まりという歴史的意義を持つものとなった」の一文の前に最初の傍線「1961年に綱領路線を確立して以来」の修正が入った。


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