出生率「1・57ショック」、「独身女性王国到来」と朝日


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人口減少社会を超えて 第2部・戦後人口政策の誤り (4)

 「『生涯出産』最低の1・57人」

 1990(平成2)年の各紙1面に、この統計数字が躍った。前年の89(同元)年は出生率1・57となり、昭和41年の丙午(ひのえうま)時を0・01下回り史上最低の出生率を記録したことを伝えた。後に言う「1・57ショック」だ。出生率低下の顕在化は、一般国民にも大きな衝撃だった。


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