元五輪代表の佐藤敦之氏・美保さんが京セラへ


女子陸上部の拠点を鹿児島へ移転、夫妻で指導

元五輪代表の佐藤敦之氏・美保さんが京セラへ

京セラ女子陸上部の新監督とコーチへの就任が決まり、握手する佐藤敦之氏(左)と妻の美保さん=4日午後、鹿児島市

 京セラ(本社・京都市)は4日、女子陸上部の活動拠点を4月に京都府から鹿児島国分工場へ移転し、新監督に2008年北京五輪男子マラソン代表で昨年12月に現役を引退した佐藤敦之氏(35)、コーチに佐藤氏の妻で04年アテネ五輪女子800メートル代表の美保さん(35)=旧姓杉森=が就任すると発表した。ともに4月1日付。佐藤氏は所属する中国電力を3月末に退職する。

 夫婦で同一チームを指導するのは異例。鹿児島市内で記者会見した佐藤氏は、「世界で通用するためには心の部分を強化することが一番重要。妻と二人三脚で選手を育て、強い京セラ陸上部の復活を目指して頑張っていく」と抱負。かつて京セラに所属して走った美保さんも「心を高めて記録を伸ばすことに重点を置いて指導していきたい」と語った。

 京セラ女子陸上部は1982年に主要工場のある鹿児島県で発足し、その後京都に移った。80年代に全日本実業団対抗女子駅伝で4度優勝したが、近年は低迷。温暖な気候の鹿児島に拠点を戻し、新体制で復活を目指すことになった。