法と秩序が乱れた2017年


ペマ・ギャルポ

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ

 人間社会において平和で仲良く共存していくためには、法と慣習によって秩序が守られていることは、言うまでも無く大切なことである。「法」は違反したものに対し懲罰や罰金などを科すことによって公正な社会を維持している。これは国内の問題に限らず国際社会についても同じことが言える。2017年はそのような意味で法と秩序が大きく乱れた年であったように思う。


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