「人口減の脅威」を再論する


尾関 通允

国内市場狭小化の恐れ

経済ジャーナリスト 尾関 通允

 日本は今日、まぎれもなく史上初めての「飽食の時代」のさなかにある。例えば、テレビやラジオ。本番とCMを含めて早朝から深夜まで飲食物がらみの放映・放送が実に多い。中には、各地の名産品をスタジオへ持ち込んで放送・放映担当者が“珍味”と称し、飲食して見せつつ「おいしい」と視聴者にいってみせる、CMだか本番だか判別しかねる紛らわしい事例も珍しくはない。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ