眞子殿下御婚約内定、心からお慶び申し上げます


 秋篠宮家の長女眞子内親王殿下と大学時代の同級生で法律事務所勤務の小室圭さんの御婚約が内定した。眞子殿下は天皇、皇后両陛下の初孫で、4人のお孫さまの中で御婚約内定は初めて。心からお慶(よろこ)び申し上げたい。

お相手は大学の同級生

 眞子さまと小室さんは国際基督教大学の同級生。御在学中、交換留学生の説明会で出会われ、以来5年近くにわたって交際を続けてこられた。

 現在お二人はともに25歳、来年秋にも行われる結婚式の時点では26歳だ。晩婚化が進む日本では比較的早い御結婚となるが、かつてはこのくらいが適齢期と言われていた。若い人たちが、結婚し二人で家庭を築いていくことの素晴らしさ、価値に改めて目を向けるきっかけとなることを期待したい。

 お二人は皇居・御所を訪れ、眞子さまが小室さんを天皇、皇后両陛下に紹介され、その後そろって記者会見に臨まれた。小室さんは、東京都内で食事をした後、お二人で歩いていた時に「将来、結婚しましょう」とプロポーズしたことを明かし、眞子さまはその場でお受けになったという。眞子さまは「笑顔あふれる家庭をつくることができれば」と述べられ、小室さんは「いつも自然体で和やかな家庭を築きたいと思います」と語った。

 お二人は既に息の合ったところを見せられ、眞子さまが小室さんについて「最初に引かれたのは、太陽のように明るい笑顔であったと思います」と言われれば、小室さんは眞子さまを「月のように静かに見守ってくださる。きれいな月を見つけると、うれしくなり宮さま(眞子さま)に電話をおかけしています」と話した。

 眞子さまは御結婚後、皇籍を離脱されることになる。これについては「幼い頃より結婚をする時は皇族の立場を離れる時であるという意識を持って過ごしてきました」と述べられた。

 現在、天皇、皇后両陛下をはじめ皇族方の数は計19人。眞子さまが皇籍を離脱されると、未婚の皇族女子は6人に減る。皇族の減少は、解決しなければならない大きな問題である。天皇、皇后両陛下や他の皇族方にかかる公務の御負担がさらに過重なものとなるからだ。

 今年6月、天皇陛下の御退位を実現する特例法が成立した際、「女性宮家」創設の検討を求める付帯決議を採択した。政府は陛下の御退位後に検討を始める考えと言われるが、皇族減少への対応について女性宮家ありきで進めるのは問題だ。皇位の男系継承の伝統を崩す「女系天皇」につながりかねないからだ。

 付帯決議は特例法を期限内に成立させるため、本来退位問題とは別の女性宮家創設問題を提起した野党との妥協の産物だ。皇族減少への対応策は女性宮家創設に限定せず、皇籍を離れても公務をサポートできるようにするなどの方法も考えられる。

旧皇族復帰の検討も

 また戦後、連合国軍総司令部(GHQ)によって皇籍を離脱させられた旧皇族の復帰案も排除すべきではない。皇族減少に関する議論は、ほんの数十年の時流に迎合するのでなく、1000年以上続く皇室伝統を踏まえたものでなければならない。