医療・施設現場の事件 ナイチンゲールはどこへ


障害者、患者が犠牲に

 今年7月、相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で殺傷事件があり、植松聖容疑者は大麻使用で措置入院をしていたことが分かり、施設側の管理にも問題があるように思われた。

 その衝撃的事件の2カ月後の9月に今度は横浜市の大口病院で、なんと点滴液内に消毒液が混入されたもようで、入院中の男性2人が相次いで死亡した。

 いずれも4階病棟の患者で、2人の死因は点滴袋に混入された異物による中毒死とみられ、司法解剖の結果、同じ異物が検出されたことで、神奈川県警は連続殺人事件として捜査している。


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