幻想の普天間5年以内運用停止


ロバート・D・エルドリッヂ

エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ

 24日の「辺野古米軍基地建設のための埋立ての賛否を問う県民投票」(沖縄県民投票)を3日後に控え、同県のみならず、全国、全世界の注目が集まっている。

 これは、日本国内で基地をめぐる住民投票としては5回目であり、沖縄県内では4回目だ。そのうち三つは、米軍の基地に関するものだ。一つは自衛隊に関するもの。2015年2月、日本最西端の島の与那国島で実施された陸上自衛隊の沿岸監視部隊の誘致をめぐる投票で、容認派が圧勝した。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ