岩波が中止を要求、幻となった連載最終稿


歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実
上原 正稔 (38)

 筆者が琉球新報記者4人組による信じ難い暴挙の件について会見しなかった理由はただ一つ、親友である嘉数(かかず)武編集長の苦しい立場を考慮したからだ。その時、筆者も嘉数氏も「大江・岩波」裁判が筆者の長期連載に影響を及ぼすことになるとは全く考えていなかった。


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