議会と市民が「待った」 那覇市が進める新市民会館建設


暗礁に乗り上げた那覇市が進める新市民会館建設

工事に伴う渋滞に住民の不満が噴出

 沖縄県那覇市の市民会館が、老朽化を理由に昨年10月に閉鎖した。それに代わる新施設を市内中心部に建設する準備が進められているが、地域住民が反発し、市議会は建設に待ったをかけている。翁長雄志知事が市長時代、公約に掲げた目玉プロジェクトは暗礁に乗り上げている。(那覇支局・豊田 剛)

 翁長知事は那覇市長時代の2013年、那覇市寄宮にある市民会館が老朽化したことを受け、新市民会館の建設を決めた。21年の供用開始を目指している。新市民会館の名称は「新文化芸術発信拠点施設」。中心市街地の活性化につながるプロジェクトで、歩きながら楽しめる街づくりを目指す。


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