沖縄反基地活動に関する他メディア特集を「反省」する東京新聞の不可解さ


◆被害訴える地元住民

 メディアの使命の一つは権力監視である。また、メディアの相互批判も民主主義の健全な発展には欠かせない。従って、新聞がテレビ番組を批判することは、横並びの馴れ合い報道に楔(くさび)を打ち込み、読者や視聴者の視野を広げることにつながるから歓迎すべきことだ。

 だが、東京新聞2月2日付1面に大きなスペースを取って掲載した「『ニュース女子』問題深く反省」には驚かされた。テレビ番組への批判を通り越し、その内容についての「責任と反省」を表明していたからだ。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ