台湾出身者慰霊する「台湾之塔」、日台友好強める


台湾出身者慰霊する「台湾之塔」、日台友好強める

元航空隊員らが台北で記者会見、正しい歴史観浸透に期待

 先の大戦における台湾出身の犠牲者を顕彰・慰霊する「台湾の塔」の基礎部分が沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園内に完成したことを受け、塔の土地を提供した沖縄翼友会(玉那覇徹次会長)の会員など塔関係者が9月末、台北を訪問し、現地で記者会見を開いた。台湾の政府関係者らは塔建立の趣旨に賛同、共感の輪が広がっている。(那覇支局・豊田 剛)

 第2次世界大戦には約8万人の軍人・軍属を含め約20万人の台湾人が徴用され、約3万3千人が犠牲になり、約2万人が行方不明になったとされる。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ