福岡高裁那覇支部「埋め立ては公益上必要」


福岡高裁那覇支部「埋め立ては公益上必要」

辺野古移設訴訟は国が全面勝訴、普天間被害・沖縄の負担軽減

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(宜野湾)市)のキャンプ・シュワブ沖(名護市辺野古(へのこ))移設をめぐり、翁長(おなが)雄志(たけし)知事が辺野古沖の埋め立て承認の撤回に応じないのは違法として国から訴えられていた訴訟で、福岡高裁那覇支部は知事の対応を「違法」と判断した。同飛行場の移設に関して初めて司法判断が下されたが、地域の安全保障や宜野湾市民の安全に関する国の主張が全面的に認められた。これで翁長氏は、反対運動に頼らざるを得ないところまで追い込まれた。(那覇支局・豊田 剛)


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