辺野古埋め立てへの対応に翁長支持者からも不満が噴出


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本体工事開始に苛立つ

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設問題で、国土交通省が名護市辺野古沖の埋め立て承認取り消しの決定を取り消すよう勧告したのに対し、沖縄県は、6日、「取り消しは適法で、取り消す考えはない」という文書を同省に送った。ところが、「あらゆる手段を使って新基地建設を阻止する」と繰り返す翁長氏をよそに、辺野古沿岸部埋め立ての本体工事が始まり、移設反対派の抗議活動は激しさを増している。(那覇支局・豊田 剛)

 翁長氏は10月13日、埋め立て承認取り消しを決断したことを受け、国交相は27日に知事の取り消し処分の効力停止を決定。政府は29日に埋め立て本体工事に着手した。


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