「普天間移設」で沖縄宜野湾市長選


来年1月、保革一騎打ちに

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志村恵一郎氏

 来年1月24日に投開票される沖縄県宜野湾市長選まで約3カ月となった。保守系の現職・佐喜真淳氏(51)と翁長雄志知事ら革新勢力が擁立する元県庁職員の志村恵一郎氏(63)が27日までに出馬表明と事務所開きを済ませ、保革対立の構図が鮮明になった。

 普天間飛行場は宜野湾市に位置しており、選挙結果は移設の行方に大きな影響を及ぼすだけに、政府と県の動きは今後活発になることが予想される。

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佐喜真淳氏

 翁長知事は23日、志村氏の出馬表明に出席。「県の将来につながる選挙。(名護市)辺野古に新基地を作らせないためにも絶対に勝たなくてはならない」と語り、辺野古移設反対のために“オール沖縄”体制で支援することを約束した。志村氏は、「辺野古移設に反対するかしないかの戦いだ。私は断固反対する」と翁長氏に寄り添う姿勢を示したが、同飛行場の危険性除去については言及しなかった。

 一方、9月上旬に出馬表明した佐喜真氏は、「普天間飛行場の一日も早い返還実現に向け、全力を尽くす。固定化は絶対にあってはならない」と訴え。移設先については問わない姿勢だ。今月12日に行われた事務所開きには島尻安伊子沖縄担当相も駆け付け、「市長になって経済的に右肩上がりだ」と述べ、政府とパイプを持つ佐喜真氏こそが市を発展させると強調した。