沖縄県、アジアの物流拠点へ機能を強化


沖縄県、アジアの物流拠点へ機能を強化

ANA国際航空貨物事業開始から5年

 2009年10月に全日本空輸(ANA)が那覇空港を拠点(ハブ)とする国際航空貨物事業を開始してから今年で5周年を迎えた。沖縄県は、ANAの物流網を生かし、アジア主要都市への物流拠点としての機能を強化している。製造産業に乏しい沖縄にあって、物流は観光と並ぶリーディング産業としてさらなる発展が期待されている。12月10日に沖縄県知事に就任する翁長雄志(おながたけし)氏がこれまで仲井真弘多(なかいまひろかず)知事が築き上げてきた経済成長路線を継承できるか、手腕が問われる。(那覇支局・豊田 剛)


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