龍柱、至聖廟建設計画進める那覇市


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市の玄関口の中華街化に住民警戒

 昨年末、仲井真弘多(ひろかず)知事が名護市公有水面埋立申請を承認した。これにいち早く遺憾の意を表明したのは翁長(おなが)雄志那覇市長であり、抗議決議を採択したのは那覇市議会だ。政府や県との対立姿勢を強める那覇市では、市の玄関口に当たる若狭地区に今年6月にも中国的なデザインの「龍柱」が建立される。さらには、すぐそばの松山公園には孔子廟(びょう)や明倫堂などから成る至聖廟を核とした中国との交流施設の整備が進められており、地域住民は「中華街ができるのでは」と警戒感を強めている。
(那覇支局・豊田 剛)


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