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韓国大統領選で野党・文氏の支持率急上昇、故盧武鉉氏の側近


2月8日、今年12月に予定されている韓国大統領選をめぐり、有力候補と目されている野党民主統合党常任顧問の文在寅氏が、支持を拡大している。昨年9月撮影(2012年 ロイター/Lee Jae Won) [拡大]
 【ソウル 8日 ロイター】 今年12月に予定されている韓国大統領選をめぐり、有力候補と目されている野党民主統合党常任顧問の文在寅(ムン・ジェイン)氏(59)が、支持を拡大している。文氏は故盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の側近で、昨年12月に行われた野党合併の際に重要な役割を果たした。

 文氏の支持率は今年に入って急上昇しており、世論調査機関「リアルメーター」が今週実施した調査によると、文氏が大統領選に出馬すれば、与党の有力候補とされている朴槿恵(パク・クンヘ)議員に勝利するとみられている。

 文氏は盧政権の対北朝鮮「太陽政策(包容政策)」を考案した人物で、北朝鮮とのより緊密な外交関係や社会保障費の増大が必要だと訴えている。

 同じく大統領選の候補者として名前が挙がっている、ベンチャー起業家出身の安哲秀(アン・チョルス)・ソウル大教授は、昨年の世論調査では朴議員との差を10ポイント以上離すなど高い人気を誇っていたが、政界進出の計画について言及を避けていることなどから、最近の調査では支持率が低下している。

 文氏はロイターの取材に対し、優先課題は4月の総選挙で野党の過半数獲得を目指すことだとし、保守派の支持が厚い釜山で立候補すると表明した。大統領選への出馬については、「時期が来たら考える」と述べた。

 朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領の娘である朴議員も、大統領選への立候補を宣言していないが、出馬はほぼ確実とみられている。

 韓国のシンクタンク、峨山政策研究院のWoo Jung-yeop氏は、文氏が「若者の支持を集める、理性的で穏健派の指導者」という自身のイメージを確立させたと指摘。文氏が大統領選出馬を決めれば、安氏は文氏当選の確率を高めるため、支持に回って立候補はしないとの見方を示した。

2012/02/09 19:04

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