アルセロールミタル、第4四半期は利益が予想とほぼ一致
【ブリュッセル 7日 ロイター】 鉄鋼世界最大手のアルセロールミタル<ISPA.AS>が7日発表した2011年第4・四半期決算は、利払い・税・償却前利益(EBITDA=コア利益)が前年比29%減の17億1000万ドルとなり、ロイターがまとめた市場予想の平均(17億2000万ドル)とほぼ一致した。
ただ、欧州の遊休事業に絡んだ減損・リストラ費用や、多額の税金支払いが響き、純損益は10億ドルの赤字に転落した。
同社は、2012年上半期については鉄鋼需要の回復と一段のコスト削減を背景に業績が改善するとの見通しを示した。
鉄鋼輸出は昨年初めに見られた水準への回復、鉱業生産も引き続き増加が見込まれている。
12年上半期のEBITDAは前年同期を下回るものの、11年下半期の水準は上回る見通し。
ラクシュミ・ミタル最高経営責任者(CEO)は、声明で「2012年に関しては、欧州の状況が引き続き懸念材料になる」と指摘。その上で「欧州市場で不透明な状況が続いているものの、第4・四半期と比べてセンチメントは改善するとみている」と語った。
同社は、北米ではエネルギー・自動車セクターの需要が強いほか、建設セクターも上向いており、ポジティブな兆候が見られると指摘した。
2012/02/07 17:36
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