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シリア政府軍の砲撃で50人死亡、米国は大使館閉鎖


2月6日、反政府デモへの弾圧が続くシリアで、政府軍部隊が西部ホムスの複数の地区で砲撃を行い、50人が死亡したことが分かった。写真はホムスのハリディヤ地区で炎上した戦車。4日撮影(2012年 ロイター) [拡大]
 【ベイルート 6日 ロイター】 反政府デモへの弾圧が続くシリアで6日、政府軍部隊が西部ホムスの複数の地区で砲撃を行い、50人が死亡した。反体制派のシリア国民評議会(SNC)が、ロイターの取材で明らかにした。

 一方、西側諸国は、アサド大統領の退陣を求めるアラブ連盟の収拾案を「全面的に支持する」とした国連安全保障理事会の決議案が4日に否決されたのを受け、事態打開に向けた新たな外交戦略の必要性に迫られている。

 米国政府は、ダマスカスにある在シリア大使館の閉鎖を決定。治安状況の悪化を理由に、大使と全職員をシリアから退去させたと明かした。英国も駐シリア大使を召還したとし、欧州連合(EU)による対シリア制裁強化を求める方針を示した。

 オバマ米大統領は、西側諸国はアサド政権に外交圧力を強める準備ができているとしながらも、軍事力による政権打倒の意志はないと強調。NBCテレビの番組で「武力介入に頼らずにこの問題を解決することが非常に重要だと思う」と述べた。

 西側諸国からは、対シリア安保理決議に拒否権を発動したロシアに対する批判も強まっているが、ラブロフ外相はこうした反応を「ヒステリーの一歩手前だ」と一蹴。同外相は6日にダマスカス入りする予定となっている。

2012/02/07 8:07

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