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タイ中銀、2012年の成長率見通しを4.9%に小幅上方修正

 【バンコク 3日 ロイター】 タイ中央銀行は3日、2012年の国内総生産(GDP)伸び率見通しを4.9%に小幅上方修正した。11月30日時点の見通しは4.8%だった。

 中銀はその理由として、大洪水を受けた支出拡大、政府の経済政策、前年の水準が低かったことによる比較効果を挙げ、インフレが上向いた場合は緩和策が一的なものにとどまる可能性を示唆した。

 中銀のPaiboon Kittisrikangwan総裁補は「政策運営を行う上では先を見なくてはならない。現在の政策金利である3.0%は、成長やインフレ見通しと整合性がある」としながらも、「将来は不透明だ。プラス、マイナスを問わず予想外の要因が現れれば、柔軟な金融政策を講じる用意がある」と語った。

 2011年のGDP伸び率は推定1.0%。11月末時点では1.8%と予想してお り、大幅に引き下げられた。

 第4・四半期の成長率は推定で前年比マイナス5.2%、前期比ではマイナス7.4%に落ち込んだとみられる。

 ただ、中銀は、2012年第1・四半期には洪水からの復興に伴う支出により、消費が完全に回復するとの見通しを示した。

 ロイターが1月に実施したエコノミスト調査によると、2012年の成長率は4.1%と予想されており、今回中銀が発表した4.9%を大幅に下回っている。

 一方、2012年の総合インフレ率見通しは、11月時点予測の3.5%から3.2%に下方修正。コアインフレ率見通しも同2.5%から2.2%に引き下げられた。

 ただ、中銀は、政府による刺激策がインフレに及ぼす影響について警告した。

2012/02/03 19:23

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