米欧アラブがシリア大統領亡命の可能性協議、実現は不透明

2月1日、米国や欧州、アラブ諸国の政府が、シリアのアサド大統領の亡命の可能性について協議を始めたことが明らかに。写真はダマスカスでアサド大統領の写真を掲げる政権支持派の女性。1月撮影(2012年 ロイター/Ahmed Jadallah) [拡大]
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【ワシントン 1日 ロイター】 米国や欧州、アラブ諸国の政府が、シリアのアサド大統領の亡命の可能性について協議を始めた。複数の欧米政府当局者が1日明らかにした。
協議は、シリアで続く反政府デモ弾圧を停止させる措置として、アラブ諸国が中心となって始まったという。ただ、大統領が亡命を受け入れる可能性は低いとの見方もあり、実現するかどうかは不透明。また当局者らも協議は初期的な段階だとし、具体的な亡命計画は話し合われていないと強調している。
現時点では協議に大きな進展はなく、アサド大統領退陣の可能性が差し迫った状態にはないが、ある当局者は、大統領の亡命を受け入れるとする国は3カ国に上ると述べた。別の当局者も、アラブ首長国連邦(UAE)が大統領受け入れに前向きな可能性があると明らかにした。
また米政府高官は、アサド大統領の亡命先として複数の国が名乗り出ていることは承知していると述べる一方で、「激しい市民弾圧の責任をめぐる問題がある」と指摘し、亡命が実現する以前に、大統領がデモ弾圧の訴追免除を受けられるかどうかなどの問題を解決する必要があるとの考えを示した
アサド大統領の退陣が予想される時期について、当局者らは積極的な言及は控えているが、シリア情勢が重大な局面を迎えるまで数カ月はかかるとの見方で一致している。
2012/02/03 12:50
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