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資源大手エクストラータ、グレンコアとの合併めぐり交渉


2月2日、スイスの資源大手エクストラータは、商品取引大手のグレンコア・インターナショナルから合併の打診を受けていることを明らかにした。写真はチューリッヒ近郊のグレンコア本社で2011年4月撮影(2012年 ロイター/Arnd Wiegmann) [拡大]
 【ロンドン 2日 ロイター】 スイスの資源大手エクストラータ<XTA.L>は2日、商品取引大手のグレンコア・インターナショナル<GLEN.L>から、対等合併の打診を受けていることを明らかにした。合併が実現すれば、時価総額500億ポンド(790億ドル)を超える大手企業が誕生し、業界の勢力図が変わる可能性もある。

 グレンコアは現在エクストラータに34%出資しており、両社の提携は以前から予想されていた。2007年のリオ・ティント<RIO.L>によるアルコアの買収額380億ドルを上回り、業界史上最大の合併となる可能性もある。

 グレンコアのイバン・グラセンベルク最高経営責任者(CEO)はモスクワでの金融関連会合で「2社は統合すべきと常に考えていた」と語った。

 エクストラータは「わが社はグレンコア・インターナショナルからアプローチを受け、対等な立場での全面的合併について交渉していることを確認する。グレンコアからの提案につながる可能性もあれば、つながらない可能性もある。提案が出されるかどうかははっきりしない」との声明を発表した。

 両社は鉱山事業でほとんど重複する分野がなく、統合により得られる相乗効果はマーケティングの一部になる。クレディ・スイスのアナリストは、約4億6800万ドルのシナジーを見込む。これは2012年の両社の純利益をあわせた額の約5%に相当する。

 投資家やアナリストは、エクストラータの株主にプレミアムを提示するかどうか、提示するとしたら、どの程度の水準になるかが合併実現を大きく左右するとみている。

 ある主要株主は「プレミアムがまったくない合併が株主に受け入れられるとは思わない」と語った。

 クレディ・スイスのアナリストによると、エクストラータに11%の価値を上乗せした場合、両社のバリュエーションはほぼ同水準になる。また、関係筋によると、2桁台の前半のプレミアムが適切な水準。

 英国のルールでは、グレンコアは3月1日までに買収提示を行うかどうかを決める必要がある。ただこれは、エクストラータが要請すれば延期が可能。

 関係筋によると、エクストラータ側のアドバイザーは、野村ホールディングス<8604.T>、ゴールドマン・サックス<GS.N>、JPモルガン<JPM.N>、ドイツ銀行<DBKGn.DE>が担当している。

 グレンコアはシティグループ<C.N>、モルガン・スタンレー<MS.N>をアドバイザーに選定した。

 2日の株式市場で、エクストラータの株価は14%超上昇、グレンコアは8%超値上がりした。

 *内容を追加して再送します。

2012/02/03 11:38

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