ブラジルのペトロブラスが645億ドル増資へ、過去最大の調達
【リオデジャネイロ 3日 ロイター】 ブラジルの国営石油会社ペトロブラス<PBR.N>は3日、増資計画の詳細を発表した。発行する株式は645億ドルと資本市場からの調達額としては過去最大となる。
引受会社はグリーンシュー条項により追加で5億6400万株を売却することが可能で、その場合は発行規模が最大で747億ドルとなる。
これは221億ドルに上った今年の中国農業銀行<601288.SS>の新規株式公開(IPO)などを上回り、資本市場からの資金調達としては過去最大。
同社の声明によると、15億9000万株の優先株と21億7000万株の普通株を発行する。
2日の終値に基づけば、普通株発行による調達額は678億レアル(392億ドル)、優先株発行による調達額は438億レアルで、合わせて1116億3000万レアル(約645億2000万ドル)となる。
同社は9月3日にブックビルディングを開始し、23日に発行価格を決定する予定。
ペトロブラスは5年間で2240億ドルを投じて深海油田の開発を行う。これによりブラジルは主要原油輸出国となる見込み。今回の増資はこの計画のための資金調達が目的。
同社は発行する株式のうち430億ドル分をブラジル政府が保有する海底資源50億バレルの権益と交換する。権益の取得価格は1バレル当たり8.51ドルと、市場が適正な水準とみる同5─6ドルを大幅に上回っている。
2010/09/04 0:55
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