原油先物が再び100ドル台、プラチナや大豆も最高値

2月19日、米商品市場では、原油先物が再び1バレル=100ドル台に上昇し最高値を更新。プラチナや大豆も最高値。NYMEXで先月3日撮影(2008年 ロイター) [拡大]
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【ニューヨーク 19日 ロイター】 19日の米商品市場では、原油先物が再び1バレル=100ドル台に上昇し、最高値を更新。プラチナや大豆も最高値を付けた。需給ひっ迫を受けた買いに押し上げられた。
主要商品指数も最高値を更新。ロイター/ジェフリーズCRB指数とダウ・ジョーンズAIG指数はそれぞれ2.8%超上昇。S&P GSCI指数は3.54%上昇した。3指数は、原油先物が95ドルを回復、プラチナが1オンス=2000ドル台で引けるなどした2月14日以降、何度か高値を更新している。
ヘリテージ・ウェスト・ファイナンシャルのアナリスト、ラルフ・プレストン氏によると「いま起こっているのは、ファンダメンタルズとテクニカルのデカップリング(非連動)。ファンドが勢が買いを入れている」という。
アナリストは、米利下げ、株式市場に失望したヘッジファンドや運用会社の高利回りを狙う動きが商品市場高に拍車をかけている、と指摘する。
「投資家は株・債券市場から逃避しており、商品は安全な逃避先となっているようだ」(MFグローバル)という。
米ドル安も商品の支援材料。豪中銀が追加利上げの可能性を示唆したことから米ドルは19日、対豪ドルで3カ月ぶり安値を付けた。
ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の米原油先物は19日、4.60ドル(4.8%)上昇して1バレル=100.10ドルを付け、1月3日の最高値を更新した。終値は4.51ドル(4.7%)高の100.01ドル。
米原油先物は1月に100ドルの大台に乗せたものの、米景気懸念で押し戻されていた。しかし、石油輸出国機構(OPEC)が3月5日の総会で据え置き、あるいは減産を決定する可能性すら出てきたことで上昇に転じ、100ドル台を回復した。
COMEX銅先物は、一時4カ月半ぶりの高値となる1ポンド=3.7325ドルに上昇。5.7%高の3.7235ドルで取引を終えた。
ロンドン金属取引所(LME)銅先物も2007年10月15日以来の高値となる1トン=8225ドルを付けた。終値は2.8%高の8195ドル。
トレーダーは、銅価格上昇の要因として、寒波に見舞われた中国のインフラ問題を指摘している。
貴金属では、COMEXプラチナ先物が13営業日連続で最高値を更新。南アフリカの主要生産会社の生産減少でくすぶる需給懸念を背景に110.30ドル上昇し1オンス=2174ドルを付けた。終値は89.40ドル高の2153.10ドル。COMEX先物はパラジウムが最高値を更新したほか、金先物も上昇した。
穀物も中国の強い需要を受けて大豆製品が最高値を付けた。
シカゴ・ボード・オブ・トレード(CBOT)の大豆先物は1ブッシェル=14.39─3/4ドルをつけた。
2008/02/20 10:26