米財務長官の訪中初日は青海湖、環境で問題共有目指す

7月29日、ポールソン米財務長官の訪中初日は青海湖、環境で問題共有目指す。6月22日撮影(2007年 ロイター) [拡大]
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【西寧(中国) 29日 ロイター】 ポールソン米財務長官は29日、中国との貿易摩擦が深刻であることを認めた。そのうえで、今回の訪中について、環境問題という、より共通の問題に焦点を当てることで開始する方針を示した。中国に向かう機内で記者団に述べた。
中国の製品や食品の安全性に関する懸念が浮上し、米議会では為替に関する議論が高まるなか、同長官は戦略経済対話のため7月31日と8月1日に中国の胡錦涛国家主席と呉儀副首相と会談する。それに先立つ7月30日に、青海省の青海湖を訪問する予定になっている。
青海湖では、地球温暖化や砂漠化による環境破壊が進行しており、同長官は、環境に関する米中の協力の必要性を象徴する、との見方を示している。
同長官は、記者団に対し「貿易分野では対立が激しい。これ(環境問題)は緊張感が少なく、訪中の出発点としてよい場所だ」と述べた。
同長官はまた、人民元の上昇加速や、中国経済を輸出重視から内需に向かわせること、中国の金融業界への外資参入をさらに容認することなどの改革について、胡錦涛国家主席らに要請する、としている。
2007/07/30 11:18