IMF、ロシアの歳出拡大に警鐘

6月18日、国際通貨基金はロシア経済審査報告で同国の歳出拡大に警鐘を鳴らした。写真は2006年6月、モスクワの為替レート表示板前で撮影(2007年 ロイター) [拡大]
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【ワシントン 18日 ロイター】 国際通貨基金(IMF)は18日、ロシア経済審査報告を公表し、ロシア政府の計画している歳出拡大は、インフレ圧力をもたらす可能性がある、との認識を示した。
報告書は、ロシアで石油収入に占める歳出の比率が高まっていると指摘。政府は今後数年間、歳出を増やす計画を立てているが、これにより「需要の伸びが生産の伸びをさらに上回る」可能性があり、ルーブルの実質レートの上昇加速と経常黒字の急激な減少を招くとの見方を示した。
報告書は「経済の余剰資源は使い果たされており、非不胎化介入は急激にインフレの進行をもたらす。中銀は、避けられないルーブルの実質レート上昇に、物価上昇で対応するか、名目レートを変えるかしかなくなる」と指摘。
「実質レートの上昇ペースは政治的に受け入れられなくなりつつあり、唯一可能な政策は、石油収入の一段の利用に歯止めをかけることだ」と主張した。
2007/06/19 13:25