原油高、ユーロ圏の物価安定には脅威=ギリシャ中銀総裁
【フランクフルト 8日 ロイター】 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるガルガナス・ギリシャ中銀総裁は8日、原油価格の上昇は物価安定を脅かしていると指摘した上で、ECBは物価の上昇を防ぐため必要なすべての措置を講じる構えだと語った。独紙ベルゼン・ツァイトゥングとのインタビューで述べた。
同総裁は「原油価格が大幅に上昇しており明らかに、物価安定を脅かしている。今後のステップとしては、物価動向をすべての点で注視し、必要であれば、物価安定へのリスクが現実のものとならないよう適切な措置を講じる」と語った。
総裁はまた、ユーロ圏経済の潜在成長率が上昇したかについて判断するには時期尚早だとし、仮に上昇していたとしても上昇率は金融政策を大幅に変更するほど高くないだろうとの見解を示した。
また、6日の理事会後の声明については、ECBが具体的な行動方針に事前にコミットしていると受け止められるべきではないと指摘。「6日の利上げ後に金融政策は依然として緩和的だとの見解を示したが、これは金融政策が事前に決定されていることを意味するものではない」と述べた。
2007/06/08 18:29