交通取り締まり情報をめぐり、ツイッターを提訴―ブラジル政府
【サンパウロ綾村悟】ブラジル政府は、6日までに世界的に人気を集めている簡易投稿サイト「ツイッター」(本社・米サンフランシスコ)を相手取り、交通取り締まり情報を流しているアカウントを閉鎖するよう求める訴訟を、検察当局を通じて同国中西部ゴイアス州の連邦地裁に起こした。地元メディアなどが報じた。
ブラジルでは、ツイッターなどのソーシャルメディアを通じて検問やスピード取り締まり情報を共有することが広まっており、ゴイアス州の州都ゴイアニア市の取り締まり情報を流すツイッター・アカウントには1万2000人を超えるフォロワーが集まっていた。
しかし、同アカウントの主催者は6日、ゴイアス州連邦地裁への提訴を受けて「ツイッター側からの指示はないが、更新を停止する」とのツイートを流していた。
今回の訴訟で、ブラジル政府は、ツイッター側が当該アカウントの閉鎖要求に応じなかった場合、1日あたり50万レアル(約2250万円)の罰金を払うように求めている。
英BBC(スペイン語版)によれば、今回の件に関してツイッター側からのコメントは出ていないという。
ブラジル政府は近年、飲酒運転など交通違反の取り締まりを強化しており、ツイッターで交通取り締まりの情報が流れることにより、飲酒運転撲滅に向けた効果が減少すると説明している。
ツイッターは今年1月、投稿内容が当該各国など現地の法律に反している場合、投稿内容を当該国のユーザーに表示しないようにする措置を取る可能性を指摘していた。今回のブラジル政府による訴訟は、この件で初めての申し立てとなる。
2012/2/9 21:51
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