AU首脳会議、ソマリア平和維持部隊4000人増派で合意
【カイロ鈴木眞吉】ウガンダの首都カンパラで25日から開催されたアフリカ連合(AU)首脳会議は最終日の27日、ソマリアに派遣しているAUの平和維持部隊を約4000人増派することで合意、閉幕した。カタールの衛星テレビ局アルジャジーラが28日、報じた。
国際テロ組織アルカイダと連携する、ソマリアのイスラム根本主義過激派組織アル・シャハブが今月11日、同平和維持部隊にウガンダが部隊を派遣しているとの理由で、カンパラで、W杯(サッカー・ワールドカップ南アフリカ大会)決勝戦観戦中の市民を標的にテロを実行、少なくとも74人を殺害しており、ソマリア情勢に対するAUの基本姿勢が注目されていた。AUは,増派を決めたことでアル・シャハブに対する対決姿勢を鮮明にしたことになる。
AUのジーン・ピン委員長は27日、「ギニアとジブチ、IGAD(政府間開発機構)諸国が合計4000人の派遣を約束した」と語った。
AU平和維持部隊には現在ウガンダとブルンジが合計5000人を派遣しているが、さらに4000人が増派されれば、当初目標とした8100人を上回ることになる。
【IGAD】ジブチ、エリトリア、エチオピア、ケニア、ソマリア、スーダン、ウガンダの東アフリカ7カ国が加盟する政府間開発機構。ソマリアの2004年の暫定政府樹立はIGADが主導した。
2010/7/28 21:13
この記事を友達に教える
●米国・有力紙「ワシントン・タイムズ」と提携 日刊紙・世界日報、電子新聞の試読・購読はこちら
■中東・北アフリカの最新ニュース