イラン改革派聖職者モンタゼリ師死去
【カイロ鈴木眞吉】イランのイスラム教シーア派最高位聖職者「大アヤトラ」のフセイン・アリ・モンタゼリ師が19日夜、首都テヘラン南部にある聖地コムの自宅で死去した。87歳だった。
アラブ紙などが20日、国営イラン通信(IRNA)からの報道として一斉に報じた。
同師は一時、イラン・イスラム革命を主導した故ホメイニ師の後継者だったが、現最高指導者のハメネイ師にその座を追われ、1997年から数年、自宅軟禁下に置かれた。
同師は今年6月実施のイラン大統領選の政府結果発表を批判、大統領選の不正を糾弾し再選挙を求めた改革派によるデモを支持していた。
イラン・デイリーのジャーナリスト、ガンバル・ナデリ氏はアルジャジーラに対し、「改革派にとっては大きな打撃だ。彼は、宗教は、その完全性を保持するため、政治から分離されるべきだと常に語っていた。彼に代わる人物はいない」と語り、師の死を悼んだ。
2009/12/20 21:36
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