イラク軍、アルカイダ系武装勢力によるキリスト教徒攻撃に警告
【カイロ鈴木眞吉】イラク国防省報道官は18日、イラク軍は、クリスマスを控えた同国内のキリスト教徒に対し、「国際テロ組織アルカイダ系武装勢力が彼らに対する攻撃をすると脅している」として、警戒を呼び掛けたことを明らかにした。
アラブ首長国連邦(UAE)の衛星テレビ局アルアラビアが19日、アスカリ将軍がAFP通信に明らかにしたとして報じたところによると、同将軍は、「われわれはアルカイダ系グループからキリスト教徒へのテロを防ぐため、軍隊をバグダッドやキルクーク、モスルを含むニネベ県などに派遣する」と語った。
2003年の米軍によるイラク侵攻以来、イラクでは数百人のキリスト教徒らが殺害され、数万人が国外に逃れたとされる。その結果イラクのキリスト教徒数は侵攻前の80万人から55万人に減少した。
北部都市モスルでは17日、30歳のキリスト教徒の男性が車を運転中、何者かに銃撃を受け死亡した。
その2日前には、モスルで2つの教会が爆弾攻撃を受け、幼児1人が死亡、複数の小学生を含む40人以上が負傷している。11月26日にも、モスルの教会で爆弾が爆発し、教会施設が大きく破損した。
2009/12/20 0:56
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