ベネズエラ国軍、コロンビア国境沿いの橋を爆破か
【サンパウロ綾村悟】南米コロンビアのシルバ国防省は19日、コロンビア北部のノルテ・デ・サンタンデル州で、ベネズエラ軍が両国の国境沿いにかかる橋を爆破したと発表、「ベネズエラ側の行動は国際法に違反している」と非難した。
ベネズエラ政府は同日、爆破の事実を認めながらも「橋は違法にかけられたもの」と説明、「コロンビアの右派民兵組織が麻薬取引など違法な往来に利用していた」と爆破の正当性を主張している。ただし、ノルテ・デ・サンタンデル州の関係者は、「橋は民間人がかけて利用していたものだ」とベネズエラ側の対応を批判した。
コロンビア政府は、爆破事件を受けて米州機構(OAS)と国連安全保障理事会に対応を依頼したという。
親米政権のコロンビアと南米きっての反米左派ウゴ・チャベス大統領が率いるベネズエラは以前より衝突が絶えないが、最近はコロンビアが米国と基地貸与などの軍事協定を結んだことをきっかけに緊張が高まっている。
チャベス大統領は今月8日、ベネズエラ国軍に対してコロンビアとの戦争に備えて臨戦態勢を整えることを指示している。
2009/11/21 2:15
この記事を友達に教える
●米国・有力紙「ワシントン・タイムズ」と提携 日刊紙・世界日報、電子新聞の試読・購読はこちら
■北米・中南米の最新ニュース