発信源は北朝鮮か―韓国サイバーテロ
【ソウル8日上田勇実】韓国で7日夕、青瓦台(大統領府)や新聞社、銀行などのサイトが同時多発的にサイバーテロの攻撃にあい、4時間以上にわたって接続障害に陥る事態が発生したが、発信源が北朝鮮である可能性が浮上し波紋を広げている。
韓国通信社・聯合ニュースによると、国家情報院は8日、国会情報委員会所属の議員らに対し、サイバーテロの背景に北朝鮮あるいは北朝鮮への追従勢力がいるとの見方を伝えたという。
攻撃にあったのは青瓦台、国会、国防省、与党ハンナラ党、朝鮮日報、新韓銀行、大手ポータルサイトのネイバーなど多数のサイト。一部では8日も接続に支障がでており、韓国から米国のホワイトハウスや国務省などのサイトへの接続も一時、不能になった。
韓国情報保護振興院によると、複数のコンピュータから攻撃対象のサーバーに一斉に大量データを送りつけ、サービスを麻痺させる「DDoS(分散サービス妨害)」と呼ばれる手法が用いられたが、
近年、韓国では中国や北朝鮮を発信源とするサイバーテロの被害が相次いでおり、同院は昨年、2004年からの約5年間に両国発のハッキングで13万件以上の政府資料が流出したと報告している。
2009/7/8 19:46