やつれ顔、頭髪さらに薄く―金正日総書記
3カ月ぶり動画、金日成主席追悼大会に出席
【ソウル8日上田勇実】北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは8日午前、この日、平壌体育館で行われた金日成主席死去15周年を記念する中央追悼大会の模様を伝え、出席した最高指導者・金正日総書記の動画を流した。金総書記の動画は4月9日の最高人民会議(国会に相当)に姿を現した時以来、約3カ月ぶり。
金総書記は弱々しい足取りで会場入りし、やつれ顔で頭髪もさらに薄くなり、脳卒中で倒れたとされる昨年8月から1年近くたとうとしているが、なおも健康状態が思わしくないことをうかがわせた。
ひな壇には、実質的なナンバー2といわれる張成沢・朝鮮労働党組織指導部行政部長の妻で金総書記の実妹である金敬姫・党中央委員会部長の姿も見られたが、俯き気味で、健康悪化説との関連が注目されそうだ。
大会では金永南・最高人民会議常任委員長が追悼の辞を述べ、4月の長距離弾道ミサイル発射や5月に実施した2回目の地下核実験について、「敬愛する将軍さま(金総書記)の自主的信念と意志による民族史的勝利であり、強盛大国の大門をたたく特記すべきこと」と強調した。
同テレビによると、金総書記は同日零時、金永春・人民武力相や李英鎬・総参謀長ら軍幹部らとともに金主席の遺体が安置されている錦繍山記念宮殿を参拝した。
2009/7/8 15:55