ムサビ氏、新政党創設を計画―イラン
【カイロ6日鈴木眞吉】6月12日実施のイラン大統領選挙の不正を糾弾、再選挙を求め続けていた候補者の一人ムサビ元首相は、新たな政党を創設する計画をしている。米CNNが6日、イランの改革派新聞「エテマド・エメリ」紙の5日の報道として、報じた。
6月13日からほぼ連日、約10日間続いた抗議デモは、当局により武力で鎮圧され、現在は平和的なデモさえも禁じられている状況を前に、新政党結成により、憲法の枠内での新たな抗議運動への道を模索したものとみられる。
選挙の承認権を持つ護憲評議会は6月30日、アハマディネジャド大統領の再選を承認したが、ムサビ氏やもう一人の改革派候補者カルビ氏、ムサビ氏を支持したハタミ前大統領などは相次いで、その不当性を訴えている。イスラム教シーア派聖地コムの高位聖職者らも、選挙結果に疑問を投げ掛けており、当局に対する不満はくすぶっている。
2009/7/6 19:43