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イラン当局、言論弾圧強化、改革派系日刊紙に圧力

 【エルサレム1日森田陽子】イスラエル紙エルサレムポストが1日、報じたところによると、先月12日実施のイラン大統領選に立候補した改革派のカルビ元国会議長率いる政党「エテマデ・メッリ(国民の信頼)」が発行する同名の日刊紙が1日付けの新聞の発行を見合わせた。

 一部報道によると、同国の文化・イスラム指導省の職員が1日未明に印刷所を訪問、紙面からカルビ氏の「選挙結果を受け入れない」とする主張を削除するよう命じたという。

 時間的に編集が間に合わなかったことから、1日付け紙の発行が出来なかったもの。同紙の発行部数は約20万部とされる。

 カルビ氏は30日、アフマディネジャド政権を激しい言葉で批判、同政権に挑戦し続けることを誓っていた。

 カルビ氏は、同氏のウェブサイトで、「この政府を合法政府とは考えていない。私はいかなる環境の中でもあらゆる方法を尽くして戦い続ける」と語り、護憲評議会に認証されたアハマディネジャド大統領の勝利及び同氏の組閣する政権を認定しない姿勢を強調していた。

 一方、アハマディネジャド氏は同日、選挙後の街頭での暴動は外国勢力の支援による「ソフト革命」として繰り返し批判した。“敵”は「ソフト革命」を通じて体制転覆を画策したが、ゴールにたどり着けず失敗したとも断じ、抗議行動は(ムサビ氏やカルビ氏らを含むイラン人によってなされたのではなく)米・英などの外国勢力によって起こされたとの認識を表明した。

 大統領選の候補者の1人、ムサビ元首相系の新聞も発行停止処分を受けており、当局による改革派への弾圧は日増しに強まっている。

2009/7/2 1:22

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