サルコジ仏大統領が金融危機対策で首脳会議を招集へ
【パリ2日安倍雅信】欧州連合(EU)議長国フランスのサルコジ大統領は、世界的な金融危機のEUへの波及に向けた対応を協議するため、4日にブリュッセルでEU緊急首脳会議を招集する。すでにEUの執行機関である欧州連合は、域内の金融機関の監視を強める方針を打ち出している。
サルコジ大統領はフランスを初め、経済主要国である英国、ドイツ、イタリアの首脳と欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁を招集し、金融危機のEUへの波及を最小限に押さえるべく、対策を話し合う。サルコジ大統領は1日にはアイルランド及びオランダの首相と会談しており、主要国サミット(G8)の緊急会議への下準備としたい考えを表明している。
ロイター通信は、仏政府が今回のEU緊急会議で、3000億ユーロ(約44兆円)規模の金融安定化資金の投入を提案する見通しと伝えている。すでにEU金融市場に影響が出始めており、金融機関の連鎖倒産を回避する対策が急務とされているが、域内には公的資金投入には反対意見も少なくない。
2008/10/2 14:57