パレスチナ人はマケイン氏を支持―米CNSニューズ
【ロサンゼルス17日宮城武文】米オンライン通信のCNSニューズが17日付でエルサレムからの報道として伝えたところによると、パレスチナ人は米国の大統領選で、民主党のバラク・オバマ候補よりも共和党のジョン・マケイン候補を支持しているという。
パレスチナ人を対象にしたパレスチナ世論センターの調査結果として報じたもので、それによると、パレスチナ人の33・5%はマケイン氏を支持、オバマ氏の27・7%を上回った。30・4%はどちらも支持しないとしている。
伝統的にパレスチナ人は民主党支持の傾向が強いが、今回の結果はオバマ氏が親イスラエル団体の会合で行った「エルサレムの分割に反対」などの発言がパレスチナ人の反発を呼んでいると、同センター分析を伝えている。
パレスチナ人は将来パレスチナ国家が成立したときには東エルサレムを首都に定めることを望んでいる。オバマ氏の発言は現ブッシュ政権によるエルサレムの地位についての立場よりもイスラエルに近いもの。ブッシュ大統領はエルサレムの地位はイスラエル・パレスチナの和平交渉にゆだねるとしており、マケイン氏も同じ共和党であることから、同様の立場だとパレスチナ人は判断しているのではないかという。
中東和平及びパレスチナ国家の実現に関しては米国が大きな役割を果たすとの見方はパレスチナ人の間でも一般的であり、米国の大統領選の行方に関して注目している。
同センターによると、マケイン氏が女性であるアラスカ州のサラ・ペイリン知事を共和党の副大統領候補に選んだことがパレスチナ人のマケイン氏支持を高めたとの見方は否定している。
2008/9/18 22:44